ガバナンス投票

  1. Liquidation2.0のアップグレードに関するエグゼクティブ投票が開始

    April 21, 2021

    Liquidation2.0のアップグレードは、一年間におよぶ努力、およびコミュニティからの多大なフィードバックおよびサポートにより可能になりました。重要なことに、Makerが完全な分散化へ邁進していく中で、Foundationチームが主要な技術的および機能的貢献をDAOへ提供するのは、このアップグレードで最後となります。

  2. MCD投票トラッカーの導入

    March 12, 2021

    MKRトークン保有者は、ガバナンスにおいて賢明な選択をするために最新かつ正確なプロトコル情報にアクセスし、そして重要なことに、その情報の背景を理解する必要があります。MCD投票トラッカーとは、コミュニティが作成したガバナンス・ツールのリストを補完している、強力な新しいリソースです。

  3. MKR保有のその先:MakerDAO分散型ガバナンス投票の責任

    December 10, 2020

    MakerDAOが最も安全な方法で完全に分散化できるかどうかは、慎重かつ段階的なアプローチに懸かっているという指針の下、Maker Foundationは運営されてきました。最初のFoundationの中核原則へのMKR投票からFoundationからガバナンス・コミュニティへのMKRトークン管理権の移行に至るまで、Foundationはコミュニティのサポートを得ながら、MakerDAOが自律できるように活動してきました。

  4. 新しくデザインされ使いやすくなったMaker投票ポータル

    October 23, 2020

    Maker Foundationのプロダクトチームは、過去一年間にわたりユーザーのポータル利用について、特にユーザーはどのようにインターフェースと関わっているかについて学んできました。コミュニティのフィードバックに基づき、プロダクトチームはMaker投票ポータルを再構築し、提案への意見調査および投票をシンプルかつ簡単に行えるようにしました。

  5. MakerプロトコルにおけるDai債務上限の重要な役割

    September 8, 2020

    Makerプロトコル・パラメータへのこのような大きな変更は、広範囲の暗号通貨コミュニティ、および分散型金融(DeFi)エコシステムに興味を持っている人の好奇心を刺激しています。このような人々は、Dai債務上限について疑問を持ち、Makerプロトコル内での資産の債務上限の重要な役割、および調整方法ついて詳しく知りたいと思っているでしょう。この記事は、その好奇心に応えることを目的としています。

  6. TUSDとUSDC-BをMakerガバナンスがMakerプロトコルの担保タイプとして承認

    June 5, 2020

    本日終了したエグゼクティブ投票の結果、MKR有権者はTUSD(TrueUSD)およびUSDC-B(リスクパラメータの異なるUSDCトークン)をMakerプロトコルの新たな担保資産として承認しました。これらのトークンは両方とも米ドルに裏付けられたERC20のステーブルコインであり、これらを使用してMaker Vaultをオープンし、Daiを発行できるようになりました。

  7. 完全な分散化後Makerガバナンスはどうなるのか

    April 15, 2020

    Maker Foundationは現在、完全なる分散化後のMakerプロトコルの管理が行えるように、投票コミュニティを用意するための取り組みを継続して行っています。投票コミュニティがMakerプロジェクト全体の管理を行うことは、Foundation解散後のMakerプロトコルの長期的な安全性と持続可能性を確実にする唯一の方法です。プロジェクトから全ての中央集権的障害点を継続的に取り除くことが不可欠になってきます。

  8. MakerDAOのさらなる分散化へ向けた13の最初のMaker改善提案

    April 13, 2020

    Maker FoundationはMakerフォーラムにて13の最初のMaker改善提案(Maker Improvement Proposal; MIP)をMakerコミュニティに発表しました。MIPにはMIP0と二つのMIPセットがあります。(二つのセットのうち一つは中核的ガバナンスに、もう一つは担保の追加に焦点を当てています。)

  9. 最新の市場動向と次の段階

    March 13, 2020

    【Makerブログのご利用にあたってのご注意事項】当ブログに掲載されている事項は、MakerおよびDaiに関する一般的な情報の提供のみを目的として作成したものであり、特定の商品又はサービスの勧誘や推奨等を目的としたものではありません。 ブログ更新: エグゼクティブ投票が行われ、提案が可決されました。パラメータに関しましては、記事後半をご覧ください。 概要: 3月12日、ETHの価格が大幅に下落し、24時間で価値の約30%が失われました。これに加えてガス(Gas)価格の上昇によって、Makerプロトコル、Makerコミュニティ、Maker Foundation、そしてイーサリアムDeFiエコシステム全体に負担がのしかかりました。 これらの状況により、キーパー(Keeper)のいくつかが、50ETHの担保に対してほぼ0Daiで入札することになりました。4500万ドルが清算され、多数のキーパーがオークションに参加し、システムの安定性が保つ機会がありました。キーパーは、システムの健全性とDaiの安定性を維持するのに重要な役割を果たしていて、MakerDAOもMaker Foundationも、この先システムに介入および参加するキーパーが増えることに期待しています。このような進歩が、プロトコルの健全性と機能性を向上させています。 オラクル ETHの価格が下落している間、Makerのオラクルは最新価格を遅れて提供していました。これは意図したものではありませんでしたが、実際にMaker Vaultが過剰担保されたままでいることに役立ったという波及効果があり、このおかげで清算を避けるために担保を追加する時間が十分にあったユーザーもいました。しかし、価格フィード遅延自体に関する詳細はまだ調査中であり、分かり次第共有および対処していきます。 次の段階:パラメータの調整 現在のMakerプロトコルは健全です。しかし、ハッキングもバグも緊急時シャットダウンの計画もありませんが、修正が必要です。したがって、Makerコミュニティは3月13日金曜日にエグゼクティブ投票を行ってパラメータを調整し、同様の事態が確実に起こらないようにします。以下が、オークションのパラメータと、Daiの1米ドルへのペッグの回復に焦点を当てた調整案になります。 担保補充 ホワイトペーパーに従って、プロトコルはMKRを発行そして売却し、システムに補充します。 Vaultの未払い債務を賄うだけのDaiが担保オークションで調達されなかった場合、不足分はプロトコルの債務となります。プロトコルの債務はMakerバッファーのDaiから負担されます。バッファーに十分のDaiがない場合は、プロトコルが債務オークションを引き起こします。債務オークションではシステムがMKRを発行し(MKRの流通量を増やし)、入札者にDaiで売り出します。 試された回復性 今回の動きで、Makerプロトコルとそれを使いサポートする人々が試されました。コミュニティは、担保価格の急激な切り下げやガス価格急騰などの外部の現実の荒々しい大混乱を切り抜けることができました。今回の出来事は、コミュニティ全体が一丸となって、分散化されているシステムを監視そして保護することの重要性を示してくれました。 コミュニティとMaker Foundationは、状況が明らかになるにつれて、この事態の監視、判断および対処に団結して取り組みました。Makerとプロトコル安定への情熱を再確認できました。ありがとうございます。MakerDAOとMakerファンデーション、ならびにコミュニティ全体で協力して、これからもMakerプロトコルとイーサリアム・エコシステムの健全性を監視していきます。 追加資料 パラメータ変更に関するディスカッションはこちら変更案は以下で確認できます。 パラメータ変更案 Sai安定化手数料: 9.5% => 7.5% Dai安定化手数料: 8% => 4% (ETHとBATに適用) Dai貯蓄率スプレッド= 0 よってDSR 8%=> 4% 移行コントラクトの債務上限: 30M => 10M SCDの債務上限: 30M => 25M MCDのETH債務上限: 150M => 100M グローバルMCD債務上限: 113M 追加パラメータ フリップ・オークションTTL: 10分 => […]