Making Maker: 2020年11月 (抜粋版)

December 4, 2020

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11月にMakerプロトコルは、10億Dai発行という素晴らしいマイルストーンを達成しました。複数担保型Daiローンチからたった1年で、ここまで辿り着きました。Daiへの関心およびDaiの普及が加速し続けています。Daiのユースケースも拡大し、Makerコミュニティは今月さらに一歩前進し、今後の発展、そして最終的には完全な分散化を円滑に進めるための、新しいツールおよびドキュメンテーションを用意しました。

まずは、11月30日付けのdaistats.comの数字を見てみましょう。

Dai総発行量：1,043,499,772.77

Daiの担保トップ5：
ETH-Aを担保にしたDai：402,318,301.15  (38.55%)
USDCを担保にしたDai：400,783,709.37 (38.41%)
WBTCを担保にしたDai：125,077,236.09 (11.99%)
TUSDを担保にしたDai：51,203,324.45  (4,91%)
PAXを担保にしたDai：20,259,076.8 (1,94%)

Dai Savings Rate：0%
DSRにロックされたDai：367,704,895.93
開設されたVault：17,590

ブログまとめ

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開発者資料

Makerプロトコル技術ドキュメンテーション

アップグレードされたMakerプロトコルについて知っておくべき全てのことが、（高度に技術的な）ドキュメンテーションにまとめられています。興味がある方は是非！

開発者ガイド

MakerDAOの開発者ガイドでは、誰でもMakerのスマートコントラクト、SDK、API、プロダクトおよびパートナーを統合できるよう、サポートが提供されています。ガイドをブックマークし、いつでも見れるようにしておきましょう。

ガバナンスのアップデート

新規担保追加ハンドブック

Makerコミュニティは、詳細に書かれた担保追加ハンドブックを準備しました。このハンドブックには、担保追加プロセスの全ての面をカバーした一連の手引きが記載されています。このハンドブックは変更可能な文書であり、プロジェクトが分散化に向けて進行していっても有益であり続けられるように、今後も発展していく予定です。

見逃した場合は、2020年10月Makerガバナンスレビューをご覧ください。

Makerコミュニティは、週次ガバナンスQ&Aセッションを開始しました。誰でも参加し、Makerガバナンスの仕組みについて学ぶことができます。

11月のガバナンス調査およびエグゼクティブ投票

現在のガバナンス、リスクおよびコミュニティの課題の最新情報を得るには、MakerDAOの公開イベントカレンダーをブックマークすることをおすすめします。Makerへの新規参入者の方は、MakerDAOガバナンスリスクフレームワークに関するブログ記事をチェックしてみてください。

ルーンの登壇

11月6日：Blockchain Summit LatAm 2020
11月11日：韓国ブロックチェーンウィーク
11月12日：Futurist
ルーンの話はこちらからご覧ください。https://youtu.be/XRg5bw-RgqE?t=3944


ルーンはブロックチェーンおよびDeFi分野の主要なスピーカー100人のうちの一人でした。

コミュニティのハイライト

再掲：新たにデザインされたMakerDAOコミュニティ開発ポータルが稼働しています。

MakerDAOコミュニティ開発チームは、先月上旬にアップデートされたポータルを公開しました。Makerについて学ぶ方法、助成金申請方法、およびチームへの参加方法などにご利用ください。

Makerコミュニティのミーティングに関する最新情報は、YouTubeのコミュニティプレイリストからご覧ください。

イベントまとめ

11月3日：Maker Foundationのメンバー、およびその他DeFi分野の人々が、Chicago DeFi Allianceのワークショップに集まり、DeFiプロダクトローンチの成功事例を共有しました。

11月5日：Maker Foundationの東南アジアコミュニティリードJocelyn Changが、シンガポール社会科学大学主催のイベント「Decentralised Finance or Decentralised Con」に参加しました。


Jocelynおよびその他の参加者は、DeFiを促進しているものは何かについて議論しました。

11月6日：Maker Foundationの南アメリカコミュニティリードMariano Di Pietrantonioが、Blockchain Summit LatAm 2020の最終日に参加し、DeFiおよびDaiが貯蓄のツールとして提供していることについて議論を行いました。

11月6日：Maker FoundationのヨーロッパおよびアフリカコミュニティリードMaria Magenesが、最新のFriDAI Brunchイベント「Stories from the Glass Ceiling」を開催しました。Maker理事会の独立したメンバーShefali Royが、ブロックチェーン分野での多様性の重要性について語りました。その後、Maker Foundationの人事部シニアマネージャーSpandana Suddapalliが、多様性に関するパネルディスカッションのモデレーターを務めました。


Spandanaがブロックチェーン業界の多様性に関するパネルディスカッションのモデレータを務めました。

11月10日：MariaがBlockchain Forum Italiaのパネルディスカッションに参加しました。

Maria、およびMaker Foundationのヨーロッパビジネス開発アソシエイトGustav Arentoftが、「Decentralised finance and the future of banking」に参加しました。

11月11日：Vancouver Biennale Art and Technology Expoにて、Maker Foundationから3人のメンバーが、アート分野の一般オーディエンスに向けて、Dai、NFTおよびMakerプロトコルの利点について説明しました。

11月12日：Maker Foundation代表兼CEOSteven Beckerが、International Association for Trusted Blockchain Applications（INATBA）が開催する円卓会議に出席し、異なる種類のステーブルコイン種類について説明しました。


INATBAの円卓会議には、世界銀行、国際通貨基金、国際決済銀行および欧州中央銀行からもスピーカーが参加しました。

11月12日：Gustavが、DeFiでのキャリアを検討している学生を対象に、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのフィンテック・キャリアインキュベーターが開催したパネルディスカッションに参加しました。

11月18日：Maria、およびDeFiアフリカ創設者兼MakerDAOアンバサダーのSahabia Yakubuが、DeFiアフリカのオンラインミートアップを行いました。


SahibiaはDeFiがアフリカで果たす役割について語りました。

11月18日：Maker Foundationのコミュニティリードのキャサリン・チュウが、大きな成功を収めているやさしいDeFiを、共同開催しました。

Maker Foundationのビジネス開発代表Greg Dipriscoが、D.Dine 2020の韓国全国会議でVIPに向けてMakerプロトコルを紹介しました。Gregのプレゼンテーション後、Maker Foundationの韓国コミュニティリードNathan KimがQ&Aセッションの進行を行いました。


GregがMakerプロトコルおよびDeFiが提供できる機会についてプレゼンを行いました。

Maker FoundationのAPACビジネス開発アソシエイトDoo Wan Namが、済州大学で行われたブロックチェーン済州DeFiセミナーに参加しました。


Dooは、済州島の学生およびフィンテック従事者に向けて、DeFiおよびMakerプロトコルについて講演を行いました。

11月19日：Steven BeckerがOECD（経済開発協力機構）が開催した2020 Global Blockchain Policy Forumの「Deep Dive: 2020年の分散型金融（DeFi）を読み解く」と題したディスカッションに参加しました。


StevenはOECDのPolicy ForumでDeFiの多様な側面について語りました。

11月23日：Maker Foundationのエンジニア代表Wouter Kampmanが、Blockchain Governance Initiative Network（BGIN）の最初の会議に参加し、「大聖堂、バザー、セントラルパークーDeFiエコシステムの技術的挑戦」と題した発表を行いました。


Wouterは、BGINの最初の関係者会議で、ソフトウェア開発を大聖堂やバザーの比喩を用いて説明しました。

11月24日：Makerの分散型ガバナンス建築者Charles St LouisがFabian Schar教授に招待され、バーゼル大学の博士課程の学生と分散型ガバナンスについて話し合いました。


Charlesは新しいMakerガバナンスポータルを紹介しました。

Gustavが、オンライン開催されたNordic Japan Fintech initiativeで70名の日本の大手企業からの参加者に向け、DaiおよびMakerプロトコルを紹介しました。

11月27日：Doo Wan Namが、ソウルで開催されたThe Conference 2020で、50名を超える銀行およびフィンテック業界からの参加者に向けて、DeFi、DaiおよびMakerDAOについて発表しました。

今後のイベント

Makerが後援する、参加する、または参加を予定しているイベントのリストは、イベントページをご覧ください。

リマインダー：ミートアップ、パネルディスカッション、発表、またはワークショップなど、MakerおよびDaiに関連するイベントを企画している方は、Makerがサポートします！グローバルミートアップ、およびマイクロ助成金イニシアチブについては、こちらをご覧ください。

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