複数担保型Daiのオークションとキーパーの紹介

2019年7月26日

先月末、複数担保型Dai(MCD):マイルストーンを発表しました。そこでは、MCDが実用化される前にMCDシステムを皆さんが理解できるような情報を提供します。また、Maker Protocolの2つの重要な要素であるオークションとキーパーに関する情報の提供を始めます。

Daiの利用者を含めてどんな人にとってもはオークションがどのように機能するか、そしてシステムバランスを維持する上でオークションとキーパーがどのような役割を果たすかを理解することが重要です。

安定性の管理

MCDの原動力となるMaker Protocolはスマートコントラクトシステムです。そのシステムは担保付債務ポジション(CDP)、分散型ガバナンス、適切に動機付けされた外部アクターの組み合わせにより、Daiの価値を支え安定化させています。システムを安定した財政状態に保つためには、借金と剰余金の両方が一定のポイントを超えて構築されないようにすることが重要です。オークションとキーパーはその役割をします。

簡単に言うと、CDPの担保価値が一定の限度を下回ると、そのCDPはリスクがあるとみなされ、自動的に清算されます。清算はオークションによって処理されます。システムには3つのタイプのオークションがあります:サープラスオークション(Surplus Auctions)、債務オークション (Debt Auctions)、および担保オークション (Collateral Auctions) それぞれは特定の状況の結果として引き起こされます。

キーパー

キーパーとは何ですか?

キーパーは、利益によって動機付けられる分散システムに貢献する独立したアクター(人間ではなくシステム化された)です。彼らは必要な機能を実行することによってシステムの稼働を維持(Keep)します。Single Collat​​eral Daiの場合は、「Keeper」というタイトルは、いくつかの異なる種類のシステム参加者を指す場合があります。複数担保型Daiでは、CDPが清算されると、キーパーは債務者オークションおよび担保オークションに入札者として参加します。通常、これらの役割は人間ではなくプログラムによって実行されます。

Maker Ecosystemにはどのような種類のキーパーがありますか?

主に5つのタイプのキーパーがあります:

MakerDAOが成長し進化するにつれて、他のタイプのキーパーが作られるかもしれません。

キーパーを動機付けるものは何ですか?

キーパーはMakerエコシステムで利用可能な利益を得る機会によって動機付けられます。たとえば、キーパーは担保売却に参加するために、CDPの清算を引きおこします。それによって、ETHをディスカウントで購入する機会が得られます。もう一つの例は、流動性を提供し、Daiの安定性の維持を助けるマーケットメーカーです。それは、ビッドアスクスプレッド (bid-ask spread) でお金を稼ぐ機会に動機付けられています。

調べてみてください

前述のように、人々はさまざまな理由でMakerシステムと利用することを選択します。しかし、その理由に関係なく、すべてのユーザーが共通の関心事を1つ持っています。それはシステムの安定性です。そのため、キーパーの役割とオークションパラメータ、およびそのメカニズムについて詳しく説明します。「Auctions and Keepers in Multi-Collateral Dai」を参照してください。

MCDとMakerに関するすべてのことについて議論するには、新しいMakerDAOフォーラムに参加してください。


2019年7月26日