新しいブロックチェーンアプリはどのようにDeFiを使いやすくしているのか
July 2, 2021
5月2日に13の最初のMaker改善提案(MIP)および2つのサブ提案(MIPエディターのオンボーディングについてのサブ提案およびスマートコントラクト・ドメインチームのオンボーディングについてのサブ提案)がMakerガバナンス有権者によって承認されて以降、Makerガバナンスの進歩が続いています。
MIPプロセスを開始した投票およびガバナンス・サイクルの概要を以下で紹介します。
一ヶ月周期のガバナンス・サイクルの目的は、ガバナンス活動について透明性の高いタイムラインをMKR有権者に提供することです。これによって、時間に制約のあるメンバーでも、忙しいスケジュールの中で関連するトピックについての最新情報を常に入手し、投票に参加できるようになります。さらにこのガバナンス・サイクルによって、より活動的なガバナンス参加者は、月初めの提案提出段階のディスカッションに参加できる一方で、そこまで積極的ではない参加者は、最終的なエグゼクティブ投票参加(または不参加)の直前に、後からそれらの情報を確認することができます。
各ガバナンス・サイクルは、コミュニティに新規MIPが提出される第一月曜日(MIP0フレームワークで規定)に開始されます。そして第4月曜日にガバナンス・サイクルが終了しエグゼクティブ投票が行われ、検討中のMIPの承認の可否を決定します。一ヶ月周期のガバナンス・サイクルの週ごとの詳細については、こちらをご覧ください。
Makerフォーラムまたは#mips Rocket.chat channelのMaker改善提案カテゴリーにアクセスし、MIP、自律的MakerDAOイニシアチブおよび長期的ガバナンスに関するトピックについて、是非ディスカッションに参加してみてください。また、MIPのGithub公式ページにアクセスし、Maker改善提案に関する最新アクティビティをご覧ください。
MIPは、Makerコミュニティおよび全てのステークホルダーに、改善案、仕様案およびプロセスの提案を行うための標準的アプローチ、ならびにMakerプロトコルおよびMakerDAOに対する変化状況を提供することで、MakerDAOの自律可能性をさらに拡大する自律的成長をサポートしています。