Maker Foundation、商標とソフトウェアIPを独立したDai Foundationへ移行

2020年1月10日

11月の複数担保型Dai(MCD)のローンチおよび数週間前に行われたMaker Foundationからガバナンス・コミュニティへのMKRトークンの移行によって、ガバナンス・プロセスを通したMakerコミュニティへのMakerプロトコル所有権譲渡に向けて大きく一歩前進しました。どちらのアクションも、2018年9月12日にガバナンス・コミュニティが承認した段階的な分散化といったMakerの中核的な基本原則に従って行われました。

12月31日、Maker Foundation(正式名称:Maker Ecosystem Growth Foundation)は、MakerプロトコルがFoundationから独立して機能、発展していくためのさらなる重要なステップを踏み出し、MakerおよびDaiの商標ポートフォリオが新たに設立されたDai Foundationへと移行されました。Makerプロトコルを構成するオープンソース・ソフトウェアの知的財産(IP)の譲渡もこれに続く予定です。 

Dai Foundationの拠点はデンマークにあり、Maker Foundationから独立しています。非営利組織として活動するためにデンマーク政府に申請してあり、現在審査が行われています。

独立し自治が行われているDai Foundationは、商標や著作権といったMakerコミュニティの重要な無形資産を保護するために設立され、その権限を決定づける客観的かつ厳格な規則に則ってのみ運営されます。Dai Foundationの目的は、Dai Foundation信託証書に記載されているとおり、Makerプロトコルで技術的に分散化できないものを保護することです。

Dai Foundationは、MakerDAOのシステムの根底にある特定の無形資産を保護するために設立されました。これらの無形資産は単独の営利組織に引き継がれたり、譲渡されるべきではなく、むしろ一連の基本原則に沿ってMakerDAOシステムの持続可能な発展とその公益の最大化に使われるべきです。 

Dai Foundationの設立とコミュニティとの関わりの計画については、Dai FoundationからのMakerフォーラムでのお知らせをお読みください。

Dai Foundationの運営費は、最初はMaker Foundationからの寄付によって賄われます。

「FoundationはMakerプロトコルの分散化の推進とサポートに取り組んでいます。」とMaker Foundation CEOのRune Christensenは述べています。「MakerとDaiの商標をDai Foundationに譲渡することで、コミュニティは、Maker Foundationの寿命の限界を超えてこれらの資産が保護され、Makerプロトコルの利益のために使用されると安心することができます。」と続けました。

強力、積極的かつ意欲的なガバナンス・コミュニティはMakerエコシステムの成長とDeFi(分散型金融)の拡大に不可欠です。Dai Foundationの設立はさらなるシステムの分散化への重要な最先端のステップです。

MakerフォーラムではMakerプロトコルの分散化への道のりについて現在進行中で議論が行われています。ぜひ参加してみてください。


2020年1月10日