暗号通貨への不安を取り除こう

2020年7月21日

暗号通貨の理解は難しいかもしれません。業界の専門用語は分かりづらく、新規ユーザーはブロックチェーンおよび分散型台帳技術の細かい情報に圧倒され、何層にもなったプロトコルおよびスマートコントラクトを説明しているホワイトペーパーは、非常に複雑であることが多いです。さらに、この複雑さ、およびそれによって駆り立てられている不安が誤情報を生み、そのことが暗号通貨への不信感を引き起こしています。

しかし幸い、暗号通貨は従来の金融サービス企業が提供している金融ソリューションよりも、効率的かつ低コストで制限が少ない金融ソリューションを提供しているということに気づいた時に、このような懸念は解消されます。MakerDAOのDaiステーブルコインおよびDai貯蓄率を利用すれば、収入や金融履歴にかかわらず、世界中誰でもデジタル・キャッシュの利点を見出し、不安を追い払うことができます。

比較から生まれる暗号通貨への不安

暗号通貨は興味深いものです。人々は暗号通貨について聞いた、または読んだことがあるので、もしくは聞いた、または読んだことがあるにもかかわらず、暗号通貨のアイディアに魅了され、その仕組みを知りたいと思っています。彼らは答えを求めて、一般に「暗号通貨のウサギの巣穴」と呼ばれているものに入っていきます。「ウサギの巣穴」とは、一つの情報を貪るように読み尽くし、その情報が他の情報へと誘い、その情報をまた貪るように読むことを繰り返している状況を意味します。このウサギの巣穴を経て、暗号通貨の虜になっている人もいます。しかし反対に、暗号通貨は自身が慣れ親しんでいるものではないので、つまり政府が発行しておらず、変動幅が非常に激しいものもあり、暗号通貨の背後にいる企業は新参で従来の銀行とは全く異なるものなので、躊躇している人もいます。

暗号通貨にうんざりして、この比較の罠に陥ることはよくあります。暗号通貨およびブロックチェーンの一部始終を学ぶことは、ロウソクの灯の下で何千ものパズルのピースをはめているかのように感じます。しかしそれは同時に、銀行の電信送金、投資口座、ならびにデビットカードおよびクレジットカードの裏側にあるコンピュータ化されたシステムは同じように複雑で、おそらくブロックチェーンを基盤とした暗号通貨プラットフォームよりも厄介であるということを思い出させてくれるかもしれません。要するに、人は自分が慣れ親しんだものを信頼し、そのことに疑問に抱かない傾向があるのです。

より高性能なテクノロジー、より優れた利点

新しいテクノロジーの把握は難しいことが多いです。初めて電子メールの概念を学んだ時のことを覚えていますか?電子メールのテクノロジーがコミュニケーションの代替手段を提供したのと同様に、ブロックチェーン・テクノロジーも交換および取引の代替手段を提供しています。今の段階では理解が難しいと思っていることでしょう。しかし、ずっと難しいままではありません。80年代の電子メールのように、利点があるからこそ、ブロックチェーン技術もいずれは流行します。

Daiステーブルコインのような暗号通貨を含む新しい金融ソリューションでは、暗号学をソフトウェアコードおよびブロックチェーン技術と組み合わせることで、ユーザーは暗号通貨を迅速かつ低コストで、中央機関からの干渉を受けることなくピア・ツー・ピアで交換できます。DaiおよびDaiを管理する暗号通貨ウォレットを利用すれば、インターネット接続がある場所ならどこでも、テーブル越しに、または国境を越えて年中無休でトランザクションが行えます。

暗号通貨ウォレットを利用したDaiの管理は、従来のモバイル決済アプリの使用によく似ています。Dai保有者は携帯を使ってトランザクションを行うことができ、そのトランザクションはアプリ上に表示されます。しかし従来の決済アプリと異なり、銀行はトランザクションに関与せず、多くの暗号通貨ウォレットには金利が組み込まれています。そのため、Daiをウォレットに入れておくだけでも、そのDaiはMakerガバナンスが決定した変動レートであるDai貯蓄率(DSR)を自動的に獲得しているのです。

恐れる必要のない利点

Daiは米ドルにソフトペッグされた世界初の公平な分散型暗号通貨であり、ユーザーにたくさんの利点を提供しています。以下はその抜粋です。

より優れた暗号通貨の完全な管理権: 暗号通貨を取り巻く不安の一部は、暗号通貨の価値は本物ではないという間違った見解から生まれています。暗号通貨、特にDaiのような分散型ステーブルコインは、ただ単に本物の価値を持っているだけではありません。ボラティリティが低く、ユーザーに暗号通貨の完全なる管理権を提供しているという点で、実際にはより優れた暗号通貨です。Daiは分散型で、いかなる政府または中央機関とも結びついていないボーダーレスかつグローバルな暗号通貨です。ユーザーは自身の資産を常に自分で管理できます。

迅速で便利、そして低コストな暗号通貨の送付:国内および国家間での暗号通貨の送付は、銀行または電信送金サービスを介して現金を移動させるよりも迅速かつ低コストです。従来の9時から5時までのサービスを利用して、隣人に、または国境を越えて暗号通貨を送付する場合、関連銀行での資金決済が必要で、場合によっては数日かかることもあります。ブロックチェーン技術を利用すれば、ユーザーはDai用のデジタル・ウォレットをダウンロードし、昼夜いつでも数分以内にいくらでもDaiを送付することができます。通常Daiのトランザクションは、従来のサービスよりもはるかに安いレートで即座に完了します。

簡単な貯蓄手段:Dai保有者はDai貯蓄率(DSR)を通じて受動的所得を得られます。ユーザーはDSRモードに自身のDaiをロックすると、資金を完全に自分の管理下に置きながら、保有額の一定の割合を得ることができます。さらに、DSRには出入金限度額がありません。

自己主権型暗号通貨の発行:Makerガバナンスで承認された担保をMaker Vaultにロックすることで、Daiを発行できます。ユーザーは、安定化手数料と一緒に発行したDaiを返済するだけで、担保を取り戻すことができます。

エコシステムの基盤

Daiの実用性の高さは、世界中でのDai普及率の増加に直結しています。 分散型金融(DeFi)分野で最も利用されている暗号通貨であるDaiは、開発者たちが新しい金融商品およびサービスを構築するための基礎的要素です。Daiはオープンソースかつ構成可能なインフラなので、既存のdapp上にDaiを組み入れたdappが構築できます。これによって強力なコミュニティの成長、およびさらなる流動性の提供が促進されます。現在、DeFiエコシステム内には、600を超えるDaiを組み入れたプロジェクトが存在します。 

As more people everywhere explore the many types of digital currencies and applications, and become aware of the benefits, fear of cryptocurrency will subside.Maker Foundationまたは幅広い暗号通貨コミュニティのメンバーが作った、Makerエコシステム内のプロジェクトおよびdappsのスナップショット

根拠がないのかもしれない暗号通貨への不安

多数の暗号通貨を探究し、その恩恵に気づく人が世界中で増えていくにつれて、暗号通貨への不安感は消失していきます。特にDaiへの関心は、その安定性、グローバルな魅力、ならびにDeFiおよびMakerエコシステム内での重要な役割のおかげで、これからも高まり続けるでしょう。

DaiおよびMakerDAOのさらなる詳細については、ホワイトペーパーをご覧になり、Makerフォーラムの議論に参加してみてください。

2020年7月21日