Maker Foundation、新しい理事会を結成

2020年5月1日

Maker Foundationは、MakerDAO築き上げの責任の一環として、理事会が次の段階に入ったことを報告します。2019年3月より優れた指導を行なってきた理事会の最新メンバーは、その焦点を内部へと移し今後もFoundationと協力していくことになります。

Maker Foundationの新理事会は2020年4月27日に任命され、非常に優秀な独立したメンバー二人および著名な現在のFoundationチームのメンバー二人(MakerDAOの共同創設者および現CEOのルーン・クリステンセンならびにCOOおよびMaker Foundation代表スティーブン・ベッカー)で構成されています。

新メンバーであり理事長を務めるトーニャ・M・エヴァンズは、ニューハンプシャー・スクール・オブ・ロー大学の学事副学部長および教授で、大学のブロックチェーン、暗号通貨および法律の専門的オンライン修了証書プログラムを指揮しています。デジタル資産を使った金融包括への彼女の情熱は、必然的にMakerの展望を完全なものにしてくれます。

「Foundationの次の段階に参加し、より大きなMakerコミュニティのメンバーとしてFoundationの取り組みを率いることができて非常に光栄です。特にこのエコシステムにとって重要な時期に、コミュニティの成長と分散化という理事会の主要な目標を達成し、国際的金融包括という当初の展望を確実なものにするために、仲間と協力して重要な任務に意欲的に携わっていきたいです。」とエヴァンズは言いました。

独立した理事メンバーとしてトーニャに参加するのが、TrueLayerのCOOおよび最高コンプライアンス責任者であるシェファリ・ロイです。シェファリは金融サービス業界で、コンプライアンスと規制関連業務で豊富な経験を誇ります。彼女は以前Appleのヨーロッパ、中東、インドおよびアフリカでの地域コンプライアンスを監督し、その後ヨーロッパのMLROおよび最高コンプライアンス責任者としてStripeに参加しました。彼女の経験は、Makerが絶え間なく変化する規制状況の中で前進する手助けになるでしょう。

「独立した理事メンバーとしてMaker Foundationに参加できることを大変嬉しく思います。コミュニティおよび経済的持続可能性を構築する、常に変化し続けている新しい時代に生きている私たちにとって、Foundationは唯一無二の立場に位置し、すべてのMakerステークホルダーを巻き込み、世界的金融取引システムの分散化を促進しています。このような意思決定に関わる立場にあり、Makerの力になれることをこの上ない程に楽しみしています。 」とロイは言いました。

Foundationチームの以外から非常に尊敬および評価されている二人の声を採用することで、次の成長段階へ押し進め、透明性と説明義務を兼ね備えた完全な分散化へMakerDAOを導いていくのに必要な経験を、理事会が持ち合わせていることがより確実にされます。エヴァンズとロイを選出したことは、理事会のスキルセットを強化しFoundationの多様性を拡大するというMakerの確約も反映しています。特に女性の参加率が低い金融サービス業界のブロックチェーン分野では、多様性なリーダーシップは不可欠です。

理事会の領域

昨年の計画どおり新理事会は、Foundationの戦略および金融の方向性を適切に管理していきます。理事はまた、戦略的目標達成におけるFoundationのリーダーシップの進捗状況を定期的に確認し、必要ならば調整を承認します。さらに理事会は、オープンソース・プロジェクトの運営および金融包括プログラムの実施または運営の専門知識を持つアドバイザーや明確なビジョンを持った人を募集する可能性もあります。Foundationの理事会メンバーは、MakerDAO、MakerプロトコルまたはMakerコミュニティのいかなる特別な、または独自の監督も行いません。

要するに理事会は、持続可能かつ適切に管理されたMakerDAOの発展の築き上げにFoundationを集中させ、日々の内部の意思決定はリーダーシップが負うようにします。

最後に、新理事会はFoundationの人事部と協力して、3人目の独立した理事を探しています。

分散化への道

MakerフォーラムではMakerプロトコルの分散化への道のりについて現在進行中で議論が行われています。ぜひ参加してみてください。


2020年5月1日